『貧困を考えよう』岩波ジュニア新書刊行のお知らせ

フリーターズフリーのメンバーでもある生田武志さんの新刊の紹介です。
(生田さんからのメールを転送させていただいています)

10月20日、岩波ジュニア新書から『貧困を考えよう』という本を出しました

(240ページ・定価 819円)
貧困問題全般を扱っていますが、3分の1を「子どもの貧困」に費やしています

東京都福生市の児童館で行なわれた「子どもための炊き出し」、釜ヶ崎にあった
「あいりん小中学校」、こどもの無保険問題、西成区で行なわれている子どもた
ちの困難なケースに対応する「ケース会議」など。
そして、後半は貧困問題全般についてかなり包括的に触れています。
この本では、西成区の中学校、高校の教員の方、福生市の児童館の職員、
ピアノ講師、脳性マヒの方、外国人支援の方たちなどに話を伺い、そのインタビ
ューをしてその一部を使っています。
ジュニア新書ですが、内容としては高校生から教員対象の本になりました。
子どもの貧困をはじめ、様々な現場での取り組みや問題を伝える内容になってい
ると思っています。
よろしければ、ご一読ください。

■目次
1章  二人のひろし
2章  日雇労働者の貧困――あいりん小中学校
3章  子どもの貧困
4章  大阪市西成区
 1 ケース会議/2 反貧困の教育
5章  激化する貧困
6章  貧困の解決のために

岩波書店ホームページでの紹介
http://www.iwanami.co.jp/hensyu/jr/toku/0910/500638.html

また生田さんの個人HPにも本に関するコメントが掲載されていました。

http://www1.odn.ne.jp/~cex38710/thesedays16.htm