やっかいな夜会vol.3 ふ・ふ・ふ・・・そして食う・寝る

アトリエ・プラットフォーム

3月8日(日)に銀座にて、「やっかいな夜会」というイベントを行い、そこで行われるパフォーマンスのうちのひとつとして、FF2号に掲載された栗田隆子の「ふ」のリーディングが行われます。
お時間のご都合がよろしければ、ぜひ足をお運びいただけたら幸いです。
「ふ」は複数で読みあうのですが、そこでリーディングを共にやってくださる方(マックスで7名ほど)を募集しています。現在3名が名乗りをあげてくださっています。もし希望される方は、mail: kozo@r3.dion.ne.jpにご連絡ください。
そして行われる場所が「銀座」なのですが、最初「フリーター」がテーマの小説を「銀座」で読むのは合うのかしらと不安でした。しかしこのアトリエはスクワットしたくなるような(褒め言葉)素敵な建物で、ぜひこの建物を見るだけでも来るに値するなあとおもいつつ・・・。
このやっかいな夜会は、摂食障害の方の自助グループNABAの関係者の方も来られます。いろいろな立場で「食」「生きる」ことを感じる場になったら素敵です。


下記、「やっかいな夜会」ブログから転載
http://yakkkai.blog116.fc2.com/

やっかいな夜会vol.3 
        ふ・ふ・ふ・・・そして食う・寝る の巻

私たちは出会い、そして別れる。プラットフォームで。

あなたの「ふ」はどんなかたち? 動き? コトバ? うた?
わたしのは・・・ごらんください お聴きください 
銀座に80年前から建っている、素敵にふるえる・ふしぎなビルの中、ビルの外
プラットフォームで交叉し それぞれの次へ・・・


2009年3月8日(日)14:00-18:00
@ギャラリー プラットフォームスタジオ  
    中央区銀座1-9-8 奥野ビル5階

入場:500円にて 酵母「パン券」と引き換え (お布施/飲食物の差入れ歓迎)

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14:00 栗田 隆子    自作小説“ふ”リーディング
          読み手募集中! 先着7人(どなたでも)連絡ください。ただし当日集合12:30
14:40 山岡佐紀子  「いっしょにやるアクションパフォーマンス Come with me 」
15:20 谷川 まり  酵母ご紹介展示 と パフォーマンス「酵母雑記帳ピアニシモ」      
15::40 ティータイム & やっかいなミーティング? 春の酵母パンも!
               座長 鶴田 桃エ
16:20 高橋 直樹  来てみてくだされ
16:30 斎藤 彰子  みんなでつくる「かいだん」ムーブメント
17:00 小園 弥生  展示「ふ女子4代」+歌語り 
17:20 小野のん子  展示&パフォーマンス「どうころんでも・・・」

★参加予約・問合せ:kozo@r3.dion.ne.jp

2月6日(金)『ロスジェネ』第二号出版記念イベント

2.6(金)に、阿佐ヶ谷ロフトAにて行われるロスジェネ2号出版記念イベントに、ロスジェネ編集委員でもある大澤さんと、私(栗田)が出席します。
ロスジェネ編集委員浅尾大輔さん、増山麗奈さん、さらに代々木公園のテント村で「エノアールカフェ」、さらには布ナプキンブランド「ノラ」を営むいちむらみさこさんも参加されます。皆様よろしかったらぜひおいでくださいませ。下記、阿佐ヶ谷ロフトAのスケジュールサイトからの引用です。

2.6(金) 超左翼マガジン『ロスジェネ』第2号出版記念イベント「大転換時代を生き抜く 女性と貧困」
【出演】
浅尾大輔(「ロスジェネ」編集長)
大澤信亮(「ロスジェネ」「フリーターズフリー」/文芸評論家)
増山麗奈(「ロスジェネ」/反戦アート集団「桃色ゲリラ+」主宰)
栗田隆子(「フリーターズフリー」/女性と貧困ネットワーク呼びかけ人)
いちむらみさこ(路上生活者・アーティスト)、他

▼詳細

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全国のロスジェネ諸君! 今こそ団結せよ!

2008年流行語大賞にノミネートされ一万部を売り上げた反貧困・若者文化についての世直しマガジン/超左翼マガジン『ロスジェネ』第2号出版を記念して、イベント開催が決定しました。


CLOSE▲

OPEN 18:30 / START 19:30
¥1,000(飲食代別)<当日券のみ>

http://losgene.org/


阿佐ヶ谷ロフトAの場所は下記をご参照ください。
東京都杉並区阿佐谷南1−36−16ーB1
JR中央線阿佐谷駅パールセンター街徒歩2分
電話:03-5929-3445
FAX:03-5929-3446


http://www.loft-prj.co.jp/lofta/map.html

ジェンダーコロキアムの参考文献の追加

1月27日に行われるジェンダーコロキアムの参考文献に下記の文献を記載しておりませんでした。申し訳ございませんでした。

上野千鶴子2008b「連載 ケアの社会学 12章 ふたたびケア労働をめぐって:グローバリゼーションとケア」『季刊at』14、太田出版:111-128

東大ジェンダー・コロキアム―上野千鶴子×フリーターズフリー座談会

1月27日(火)に東大(本郷キャンパス)にて行われる「ジェンダー・コロキアム」にフリーターズフリーのメンバー(大澤・栗田・杉田)がお話させていただくこととなりました。
外部からの参加可能ということでこちらのブログにてお知らせさせていただきます。
足をお運びいただきましたら幸いです。

第17回東大ジェンダーコロキアム
日時:2009年1月27日 (火)18:40-20:30@法文1号館315室
上野千鶴子×フリーターズフリー座談会
テーマ: 「“おひとりさま”と“フリーター”は手を結べるか」
基本文献
有限責任事業組合フリーターズフリーフリーターズフリー02号』人文書院
(参考文献 :上野千鶴子2008a「世代間対立という罠 上野千鶴子インタビュー」(聞き手・北田暁大東浩紀北田暁大編『思想地図』vol.2、NHKブックス:177-202 『フリーターズフリー01号』人文書院 )
★本の紹介:
正規雇用ニート、フリーター、ワーキングプア…世の中には「若年労働問題」をテーマにした本がたくさんありますが、気になるのはこれらがみんな「彼ら の言葉」であることです。雑誌「フリーターズフリー」は、当事者たちの多様な声を響かせ合うことで、問いを共有し深めていくことを目指して発行され ました。
「02号」では、「男の大卒フリーターが発生してはじめて、フリーター問題は問題として認知された」という「01号」の認識を発展させ、「働くとは」「家族とは」「性とは」という問題に踏み込み、女性ホームレスへの支援活動・主婦リブ、シングルマザーの権利運動、ワーカーズコレクティブ/コープ、女性達だけで住む宗教団体、そしてメンズ.リブの活動と歴史に組合員一同が向かい合い、さらに「女性フリーター」 「NFO(Non-Family-Organization)」といった概念を提起していきます。
★編・著者(フリーターズフリー組合員)紹介:
生田武志:1964年生。有限責任事業組合フリーターズフリー組合員・野宿者ネットワーク代表・「ホームレス問題の授業づくり全国ネット」呼びかけ人。著書に、『〈野宿者襲撃〉論』(人文書院)、 『ルポ 最底辺 不安定就労と野宿』(ちくま新書)。
大澤信亮 1976年生。批評家。慶応義塾大学院政策・メディア研究科修了。有限責任事業組合フリーターズフリー組合員、超左翼マガジン「ロスジェネ」編集委員。著作に「宮澤賢治の暴力」(新潮新人賞評論部門受賞)、「柄谷行人論」(「新潮」)、「私小説的労働と組合」(「思想地図」)、「左翼のどこが間違っているのか」(「ロスジェネ」)など。
栗田隆子 1973年生。有限責任事業組合フリーターズ フリー組合員・女性と貧困ネットワーク呼びかけ人。エッセイ『フェミニズムの瞬く場所』(『ふぇみん』2008年10月連載終了)『エコロジカル・フェミニズム再考―「オルタナティブ」を実践するために』(『オルタ』2008年7・8月号)他。『1995年 未了の問題圏』(大月書店、2008年)共著(雨宮処凛他)。
杉田俊介 1975年生。川崎市在住。学生時代は主に日本の文芸批評を学ぶ。その後アルバイトを転々とし、2002年より介護労働者。現在、障害者サポートNPO法人職員。有限責任事業組合フリーターズフリー組合員。著書に『フリーターにとって「自由」とは何か』(人文書院、2005年)、『無能力批評』(大月書店、2008年)。
*なお、今回の参加は大澤・栗田・杉田です。
司会:貴戸理恵多摩美術大学非常勤講師)
1978年生まれ。不登校の「その後」について「当事者の語り」という視点から考察している。著書に『不登校は終わらない』(2004、新曜社
☆参考文献の「フリーターズフリー01号」の、とりわけ下記を読んでご参加いただけると幸いです。
(巻頭言 ・杉田俊介「無能力批評」/大澤信亮「君についての覚書」「組合文学論」/生田武志×杉田俊介×栗田隆子×大澤信亮「巻頭セッション ”生”を切り崩さない仕事を考える」/栗田隆子「ないものとされたものこれくしょん(前編)」/生田武志「フリーター≒ニート≒ホームレス」/貴戸理恵不登校のその後を生きる女性の語りに向けて」)

明けましておめでとうございます。

FreetersFree2009-01-01

明けまして、という気持ちになれない人も多い2009年の年明けとなりました。フリーターズフリーもこの厳しい時期に直面しつつ、どれだけ社会に貢献できるか(生き残るという部分も含め)が問われてくるとおもいます。
本年も皆様とともに歩むことができればとおもっております。なにとぞよろしくお願い申し上げます。

2009 若い人に贈る読書のすすめ

「社団法人読書推進運動協議会
http://www.dokusyo.or.jp/jigyo/wakai/09wakai.htm
という団体が、「2009 若い人に贈る読書のすすめ」というリスト中の一冊に
『フリーター論争2.0』を選出してくださったそうです。

選んでいただきありがたい気持ちもありつつ、さてどんな選定基準なんでしょうかね?と(不遜ですが)不思議にも思いつつ。若い人だけでなくぜひお年を召された方もこれを機会に読んでいただければ幸いです。だってフリーターズフリーのメンバーだってもう、そんなに若い人ばかりじゃないですもの。わたしも今年で無事厚生労働省基準による「フリーター」定義から脱してしまいましたし。厚労省の定義はフリーターとは「18〜34歳」の不安定雇用の層をさします。どんなに不安定雇用でも35以上は「フリーター」にはなりません(苦笑)。
夜遅く暗い中で本読んでると、目悪くなるよ!!」と親によく怒られた記憶などがなぜか「読書推進」という言葉を見て蘇りました。(栗田)