テレビ・テレビ!?

先月の6月24日の夕方のNHK総合ゆうどきネットワーク」という番組にフリーターズフリーの杉田さんが登場しました。相当遅ればせながらの報告で恐縮です。

そして明日7月26日(土)朝八時から放映される日本テレビ「ウェークアップ!ぷらす」という番組の取材を受けました。もしよろしかったらご覧ください。
テレビの向こう側に立つといことがどういうことなのか・・・もろもろ手探り状態が続きます。
番組の企画書は下記の内容でした。

「明け方にバイトから帰ってきてテレビをつけて酒を飲みながら、ネットサーフィンをして昼頃に寝て、夕方頃目覚めてテレビを見て、またバイト先に行く。月給は10万円強」
32歳のフリーター赤木智弘さんは、去年、雑誌に論文を発表。賛否の渦を巻き起こした。なぜなら、彼の結論は…
「閉塞感を打破するには、戦争しかない!」

労働者に占める非正規雇用者の割合は3割を超えた。東京都の調査によると、契約社員の平均年収は340万円。正社員より約200万円低い。
20代後半から30代前半の世代は、超就職氷河期を経験。就職が叶わず低賃金労働に押し込められたフリーター生活を続ける人も多い。
後期高齢者医療制度」で怒りを爆発させる高齢者・それを受けて手厚い支援を訴える政治家・マスコミ…それに比べて受難の若者世代はどうか…?
お隣韓国をはじめ新興国、そして安保闘争時代の日本なら、怒りを「デモ」や「政治闘争」の形でぶつけることが出来るのだが…。
姜尚中氏はこう述べた。
「若者たちは現状に対して何らかの不満があり、被害者意識を持っている。
しかし、それを社会に対してどう表現していいのかわからない。社会運動をやろうとは思わないし、やり方も知らない。そんななかで、一部メディアが扇情的に書きたてている対北朝鮮・韓国・中国といったテーマが彼らの終結意識として機能している」(論座・06年11月号)
しかし、今、くだんの世代が静かに動き始めている。
秋葉原連続殺傷事件という悲劇もあったが、30代の作り手が主導する論壇誌の創刊も相次ぐ。さらには、「蟹工船」ブームの影響で若い人の日本共産党への入党が激増している。厚労省はこのほど、ワーキングプアの温床とされる日雇い労働を禁止し、7月中に契約社員の待遇改善制度をまとめる予定だ。
政府はともかく…自ら声を発し、動きはじめた30代の活動を通して、閉塞感脱出の道を探りたい。

読売テレビ・ウエークアップ!ぷらす・日本テレビ系全国25局ネット
◆ 放送7月26日(土)朝8時から9時半
◆ 司会・辛坊治郎
◆ ゲスト 森本敏拓殖大学教授)姜尚中東京大学教授)中田宏横浜市長
見城美枝子(ジャーナリスト)