一般書店での発売開始&購入された方々へのお礼

昨日より全国一般書店での発売が開始しました。

ウェブ注文はすでに110件を越えており、お住まいも北海道から沖縄まで日本全国各地、さらに海外からの外国の方が注文してくれるなど、県境のみならず国境をも越えた反響に組合員一同嬉しい悲鳴を上げる毎日です。と、同時に、生存と貧困の問題が確実に私たちの社会に食い込んでいる事実を改めて意識させられ、みなさんの生活の痛みとそれゆえの希望の重みを想像させられずにはいられません。

もちろん、本を1冊買うことが社会を変えることではありません。しかし、少なくとも、みなさんから寄せられた励ましの声が、炎天下に書店の営業を渡り歩くとき、何かを考えることに疲れてしまったとき、組合員たちの心を支えてくれる現実は確かにあります。この雑誌がみなさんにとってもそうであることを願います。

今後はイベントなどで、直接みなさんと交流できる機会を得られれば幸いです。なおイベントのさいは、事前にご連絡をいただければ(当日でも大丈夫だとは思いますが念のため)、打ち上げへの参加を歓迎します。現在のところ関東圏でしか予定がなく、この点組合員たちも心苦しいかぎりですが、長期的に活動を続けていくなかで何とかこの現実を克服していきたいと考えています。(大澤)